千代田九条の会
ニューズレター NO 1(2005・4・30)


ニューズレター NO 1(2005・4・30)

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ニューズレター NO 1(2005・4・30)

<事務局連絡先>千代田区猿楽町1−2−4冨田屋ビル402 

よびかけ人代表 鍛冶俊秀、隅野隆徳、中川雄一郎

「千代田九条の会」発足記念講演行なわれる

 3月11日(金)午後6:30より明治大学リバティホールにおいて、小森陽一さん(東京大学大学院教授)と大原穣子さん(女優・方言指導者)をお招きして「千代田九条の会」発足記念講演会(『憲法九条、今こそ旬』)が開催されました。この記念講演会は、「明治大学九条の会」との共催で行なわれ、千代田区住民、千代田で働いている人たち、明治大学の教職員・学生などおよそ290人が参加しました。
  記念講演では、小森陽一さんが「いま、憲法・教育基本法をまもるとき」、大原穣子さんが「お国言葉で憲法を」と題して講演。また講演の前に、明治大学・女子学院・銀行・弁護士などの「九条の会」代表それに番町教会牧師からの発言があり、「九条の会」賛同者を広げようとのアピールがなされました。


<お知らせ>

 4月13日に開かれた事務局会議で、今後の運動について協議しました。
・ 当面、さまざまなところで100の会をつくろう。
・ 住民1万7千、全体10万の賛同者を広げる。
・ 6月30日の講演会の成功のために500人集める。
・ ホームページを作る。
 これらを全体で確認していくために、5月18日(水)によびかけ人会議を開くことにしました。ぜひ皆さんご参加ください。


憲法改悪反対!6・30(木)の千代田平和集会を成功させましょう!
「日本国憲法とわたしたち」 
講演・・水島朝穂(早大教授) 
職場からの発言とコーラス 
日時・・6月30日(木)18・30開会 
会場・・日本教育会館ホール 

主催・・千代田区春闘共闘委員会・千代田九条の会・自由法曹団東 京支部 
今から予定してぜひ参加を!その力で憲法改悪反対の大きなうねりを作りましょう。


3・11「憲法九条、今こそ旬」講演会 参加者の感想
この講演会に参加された方々から「感想」が寄せられましたので、いくつか紹介いたします。


@ 小森さんの講演は、私が(日本の)歴史を正しく学んでこなかったことを意識させてくださいました。私の意見ですが、「私たちにとって」重要なことは軍事行動の歴史的な背後関係が明らかにされることです。(ドイツ語で書かれておりました)


A 千代田九条の会は、生まれたばかりの若芽。小森さんが熱を込めて訴えたように、自分自身が語り部の一人となって大きな樹に育てていかねばならない。


B 九人の先生が呼びかけられて「九条の会」結成の発表があった日の感動を忘れることは出来ません。小森先生のすばらしいお話ありがとうございました。草の根の活動を必ずすすめたいと思います。


C 新しい人に広げることの大切さ、強烈に感じました。


D メディアで殆ど報道されないと思っていた「九条の会」が地方から発し、中央の方へ波及しつつあることを知り、心強い思いがしました。草の根を拡げ頑張っていきたいと思います。

E 東京と日本に向けて大いに発信していきましょう。


F 最近の動きが大変気になっていたが、今日の話を聞いてホッとしていては大変なことになってしまうと危機感を覚えました。自分にできることは何かを考えてみたいと思います。自分の頭と言葉で--


G 色々とニュースでは聞けない話が聞けて面白かったです。憲法九条が、これほど僕らの生活に関わっているとは正直思いませんでした。今後はニュースを注意深く聞いて、自分達の生活への影響を考えてみたいと思います。

H 小森先生のお話から、日本の憲法九条は国連憲章をも上回る素晴らしいものである事がよくわかりました。正に世界の宝として誇れるもので、これから友人に今日の話をどんどん広めていこうと思います。


I 国連憲章と九条の関係がよく理解できた。九条を持った先見的な日本の憲法を誇りに思い、改悪阻止に力を尽くしたい。様々な人と人との語らいの中で語っていきたい。


J 九条の世界史的な意義が明確になりました。いま行動を起こすべきときだと思いました。自分の職場で始めます。


K 小森さんの話の中で、アメリカ・イギリス集団自衛権の仕組みが良く判った。その危険性が伝わってきた。日米軍事同盟の真の狙いが解明され、改憲派の悪だくみを大きく拡げる必要を感じた。

               
L 元気の出る話を聞けました。これをまわりに伝えて元気な憲法を守る仲間を増やさなければと思います。この種の集会では今回は少なかったのは残念!宣伝も大事だと思いました。小森先生の様に弁舌豊かに出来ませんが、大原さんの様に自分の言葉でまわりに伝えられたらいいのかなとも思います。皆で頑張りましょう。


M 広島弁、11条の基本的人権 涙が出てきた。自分でも驚いた。知っている条文、それを人間のレベルで、生活のレベルで感じた。慣れってこわいなと思った。死んだ言葉ではなく、生きた言葉で語ること! 表面に見えるもの、奥でねらわれていること、地球レベルで見た日本の九条の役割、浮きぼりにされる、興奮してしまった。・いろんな九条の会の話が聞けた。いろんな人と九条を語っていきたい。


N 職場で憲法を語り合えるようになりたい。もっともっと知識を増やして一人一人の生活やいのち・平和が守られる社会をつくるには私達がどうすればよいかを考えていきたい。


O 時代を先取りした「九条」をなぜ変える必要があるのか。武力で平和が保てるのか。問題が解決するのか。現在のイラクの状況から見ても答は明らか。資源や環境も危うくなっている地球の状態からも「九条」はどうしても守りたい。戦は最大の環境破壊。お互いに頑張りましょう。

P 集団的自衛権を許さないことが東アジアでとても大切なことと知りました。アジアの国々に信頼される為にも日本政府が"前科"を忘れ去り、再犯しないようにすることで、世界のアジアの平和を守りたいものです。


Q "希求"という言葉の重みが初めてわかった。つたないながらも自分が"語り部"になることが必要。


R 日本は全ての面において「アメリカのいいなり」を貫いている上、そのために戦うことを強制されつつあることがコワク思う。反面、世論のうねりが起こりつつあることに対して希望が持てた。日本は国民主権の国、すなわち国民がつくるもの。そのためには権力が潰すことの出来ないような世論を作らなければならないんだと切におもった。


S 大原さんの講演は、とても心温まり、憲法をとても身近に感じました。自分なりの言葉で表現するために憲法の内容をよく理解しなくてはいけないと思いました。小森さんの講演は迫力があり、今の小泉内閣のからくり、過去から現在の世界情勢までとてもわかりやすかったです。ニュースも自分なりに理解していくように心がけたいと思います。

21 大原さんの方言の憲法条文の話は生活感・庶民感覚があふれていて、そういう庶民をないがしろにされようとしている実態にいきどおり、憲法どおりの国にどうしてもしたいと気持ちを新たにしました。感動しました。小森さんの話はそれぞれバラバラに見えていた事実がアメリカの貪欲な世界支配の思惑で貫かれていることを深く、わかりやすく理解できて、アメリカ・小泉の思いどおりにやられてたまるか。絶対に九条・憲法改悪許さないぞと強く、強く思いました。小森さんの中味で大いにしゃべって広めていきたい。



 「マスコミ九条の会」「宗教者九条の和」など発足

 いまこそペンとマイクとカメラで九条を守ろう」と、「マスコミ九条の会」が4月5日に発足記念の集いを開き、390人のマスコミ関係者が参加。同会は、評論家の秋山ちえ子さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、立教大学の門奈直樹教授らマスコミ関係者60人のよびかけで結成。よびかけ人の一人である詩人で元明治大学教授の大岡信さんは、自作の詩「前もって知ることはできぬ『戦争はすべてを手遅れにする』」で九条を守ることの大切さをアピール。漫画家の石坂啓さん、脚本家のジェームズ三木さんの訴え。教科書ネット21事務局長の俵義文さんは、「つくる会」の公民教科書が「憲法改悪を推進する教科書である」と強調。記念講演「憲法九条とマス・メディア」で立正大学の桂敬一教授は、憲法をめぐる各紙の報道を比較して、改憲リーダーの役を買って出ている「読売」の突出した役割とともに、護憲派と言われている「朝日」が揺らいできていることに警鐘を鳴らした。また東大大学院の小森陽一教授も飛び入りで参加、その危険性を広く国民に知らせることを訴えた。
 


 4月15日には宗教・宗派の違いを超えて「宗教者九条の和」が発足(よびかけ人は無着成恭さんをはじめ15日現在55人)。京都市内での記者会見では、村中祐生さん(大正大学元学長・天台宗)は「宗教の基本は平和、やすらぎです」と言い、山本俊正さん(日本キリスト教協議会)は「宗教者は平和をつくりだす。日本が"戦争ができる国"から"戦争をする国"へと変貌している」と警鐘をならし、平良仁志さん(日本バプテスト連盟)は、「(日本は)軍事力ではなく九条で貢献すべき。九条は戦争に加担しないための最後の歯止め」と平和憲法の意義を訴えました。
 


 4月14日に「映画人九条の会」による映画と講演の集いが300人を上回る参加者で開催。よびかけ人の一人である大沢豊監督は「日本列島が九条の会でうめ尽くされれば、必ず改憲は阻止できる」と挨拶。会員が878人と報告されました。92歳になられた新藤兼人監督が「うける映画でなくても、作りたい映画を作ればいいという自信が前進させてくれて50年が過ぎた。これからも続けたい」と映画人の心意気を示してくれました。


 ☆千代田区内で現在22の「九条の会」が発足、計画中★
 

以上 2005年4月30日付 No1