千代田九条の会
ニューズレター NO7(2006・3・16)


ニューズレター NO7(2006・3・16)

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ニューズレター NO7(2006・3・16)

<事務局連絡先>千代田区猿楽町1−3−5 久野ビル3階

よびかけ人代表 鍛冶俊秀、隅野隆徳、中川雄一郎

 シリーズ学習会 第一回が3月15日に開かれ、30名が参加!


*みんなが気楽に参加できるような学習会をシリーズで開こう、と
シリーズ学習会を計画しました。その予定は二ユースNo6で提案した通り
3.5.7.9月の予定です。
 3月15日、神保町区民館でその第一回の学習会が開かれました。
 30名が参加し、専修大学名誉教授の隅野隆徳さんの講義を聞きました。
*隅野先生は
1時間にわたり、日本国憲法制定についてと、憲法改正の動きがその直後から始まっていること、を紹介。今回の自民党新憲法草案について、前文、9条2項、国民の権利、その上で改憲の手続きを簡略化させる96条と国民投票法について批判的に検討。
前文では日本の侵略戦争への反省が消されていること。9条は特に2項の改定に力を入れている理由を、イラク戦争での自衛隊の動きと合わせて紹介し、しかも国連決議も条件にしていないで軍事力を行使できるとする改憲案につき、ここに日本を戦争のできる国にしようとしていることの中心があることを訴えました。
 現憲法の前文で、政治は「国民の信託」となっている部分を削除し、また改憲案で「国民の権利」の上に「公益および公の秩序」を位置づけて、人権全般が軍事的優位の点を含め(「国防の責務」)制約される内容となっていることや、自由の制約などについても明らかにしました。
 憲法改正手続きを現行三分の二から二分の一とすることで、国会内での充分な議論がなされず、結果として少数意見が国民の前に明らかにならない。このようなもとでは国民投票が、昨年9月11日の「郵政民営化」総選挙のように「人気投票の危険」(プレビシット)となる問題点も指摘されました。
 国民投票法案をめぐっては、現在までに明らかにされている内容では「一括投票」となる可能性があること。「最低投票数」を決めていないので、「有効投票数の過半数」がさらに狭められる可能性があること。公選法などによる規制を強めて、報道や評論で内容を批判したり、一般公務員や教員が語ることもできなくなるなど、公平な投票が保証されなくなる危険が指摘され、今後さらに取り組みを広げていくことが訴えられました。
*講演が終わって
 参加者から、「戦後長期にわたって憲法は変えられていないが、他国では頻繁に変えている、という話にどう答えたらいいか」「岩国市の住民投票で米軍基地再編・移設反対が多数だったが政府は無視しようとしている。あの声を守れるように憲法で保証できないか」などの質問が出され、隅野先生がていねいに答えて今回の学習会は終わりました。


 次回のシリーズ学習会は5月18日(木)です。内容はさまざまな「会」の活動を交流し、苦労や経験を出し合いたいと思います。レポートをしていただける「会」を募集します。また会場は4月にはいって決まりしだいお知らせします。


 4月9日(日)午後3時から、明治大学で軍縮平和研究所主催の講演会があります。千代田九条の会に申し入れがあり、協賛で取り組むことにしました。1200名入る大きな会場です。みんなで誘い合って成功させましょう。
 
講演 加藤周一さん、伊藤真さん



第2回 銀行「九条の会」のつどい開かれる

 3月25日、午後1時半から、千代田区の「星陵会館」において、第2回銀行「9条の会」のつどいが行われました。250人の参加者で前回を上回る盛況でした。
 1部では、シンガーソングライターの、きたがわてつさんが、「憲法前文はラブソング」などの熱唱で会場をわかし、第2部では、経済同友会終身顧問・国際開発センター会長の品川正治さんが「戦争・人間、そして憲法九条」と題して講演しました。  品川正治さんは、自身の戦争体験を生々しく語り、戦争の本質に迫る話をしたあと、「いま9条の旗はボロボロにされているが、国民は旗ざおを決して手放してはいない。改憲派はスケジュールどおりすすめているが、国民が9条改悪ノーという審判を示せば、アジアでも世界でも大きな影響を与え、壮大な変革がおこる。いま国民が出番」と熱烈に訴え、大きな共感の拍手につつまれました。